拠点・施設東急不動産は10日、新物流施設「LOGI’Q(ロジック)蓮田」(埼玉県蓮田市)が着工したと発表した。2026年1月に完成予定。

▲LOGI’Q 蓮田 外観イメージ(出所:東急不動産)
同施設は東急不動産と伊藤忠商事、伊藤忠都市開発の3社の共同開発。延床面積は9万8370平方メートルに及び、最大6テナントの入居が可能だ。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・白岡菖蒲インターチェンジ(IC)から1.7キロ、東北自動車道・久喜ICから5.9キロに位置し、首都圏や関東一円をカバーできる中広域配送拠点として機能する。
立地特性を生かし、国道から直接2階へアクセス可能なスロープを設け、施設への効率的なアクセスを実現。1・2階に接車できる仕様にすることでバース数を確保したことで、さまざまな賃貸区画ニーズに対応できる設計となっている。テナントのオペレーションに応じ、配送重視の1フロア利用や保管も兼ねた2フロア利用などの使い方も出来る。
BCP対策として、1階倉庫の床レベルを内水氾濫浸水レベル以上に設定し、入居企業の荷物と従業員の安全を確保するほか、また防災備蓄庫、非常用発電機の設置を計画し、非常時にもオペレーションが可能な施設とする。屋上には太陽光パネルを設置し、施設の使用電力として自家消費することで、テナントの環境経営を支援する。
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