調査・データ大阪税関が18日発表した、2024年上半期(1-6月)の近畿圏貿易概況(速報)によると、輸出は上半期として過去最高額となる前年同期比2.6%増の10兆3841億円、輸入は同1.8%減の9兆1320億円、差し引き1兆2521億円の出超だった。輸出は3期ぶりにプラスに転じ、出超は19期連続。
輸出では、「半導体等製造装置」(4084億円、27.7%増)「プラスチック」(5041億円、20.9%増)がともに過去最高とけん引。一方、「鉱物性燃料」(234億円、85.7%減)、「遊戯用具」(927億円、39.7%減)が減少した。
輸入品目では、「肉類及び同調製品」(2875億円、18.5%増)が過去最高だったほか、「衣類及び同附属品」(5514億円、6.1%増)も堅調だった。一方で「無機化合物」(41.6%減、1389億円)、「原油及び粗油」(3406億円、20.8%減)は低調だった。
6月単月では、輸出は前年同月比2%増の1兆8439億円、輸入は同1.5%増の1兆5535億円、差し引き2904億円の出超だった。
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