東ソー物流、冷凍倉庫など親子見学実施

見学会の様子（出所：東ソー物流）

イベント東ソー物流（山口県周南市）は2日は、産業観光ツアーの一環として、県内の親子20組40人を対象に見学会を7月24日に実施したと発表した。このツアーは、周南地域の4つの商工会議所が連携して毎年夏休みに開催しているもので、参加者はりんかい物流センターA棟とカセイソーダ運搬船「東優丸」を訪れた。

物流センターでは、フォークリフトの乗車体験や、冷凍倉庫内で濡れたタオルが瞬時に凍る実演が行われた。続いて、平野公共岸壁に移動し、東優丸を見学。参加者は船内を巡り、特に操舵室のレーダーや電子海図に関心を示した。また、船首での記念撮影会も行われた。

午後には、大津島巡航船でのクルージングが行われ、バス移動中にはコーウン・マリン社の山下取締役が内航海運や船員に関する説明を実施した。「船が海に浮くのはなぜ？」といったクイズも出題され、子どもたちは楽しみながら学んだ。

見学後、参加者からは「楽しかった」「父の仕事に触れられて良かった」といった声が聞かれた。このイベントが、地元産業の理解と興味を深めるきっかけとなることが期待されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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