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渋沢倉庫3Qは改善、倉庫や航空貨物など増収

2021年2月8日 (月)

財務・人事渋沢倉庫が8日に発表した4‐12月期(2021年3月期第3四半期)決算は、売上高が前年同期比3.3%減の492億3700万円、営業利益が8.5%減の30億1700万円、四半期最終利益が増減なしの24億400万円となった。引き続きコロナ禍の影響を受けたものの、物流事業における新拠点の稼働、不動産事業の堅調などにより各項目の減少幅は縮小した。

物流事業の売上高は3.6%減の449億900万円で、営業利益は16.1%減の20億3300万円。このうち倉庫業務は新設拠点の稼働、国際輸送業務は輸出航空貨物増加などによりそれぞれ増収だったものの、港湾運送業務と陸上運送業務は減収だった。

通期予想については変更しておらず、売上高0.2%減の667億円、営業利益5.3%減の37億円、四半期最終利益4.1%減の27億円を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q20/3/通期
売上高49,237 [-3.3%]32,763 [-3.9%]16,105 [-4.4%]66,831 [3.4%]
営業利益3,017 [-8.5%]1,997 [-12.1%]884 [-9.2%]3,906 [4.5%]
最終利益2,404 [ - ]1,606 [-2.9%]836 [6.5%]2,816 [23.9%]
売上高営業利益率6.1%6.1%5.5%5.8%