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丸運1Q、貨物輸送・エネルギー輸送が堅調

2024年8月7日 (水)

財務・人事丸運が7日発表した、2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比2.9%増の113億700万円、営業利益が同2.4倍の2億4300万円、最終利益が89.7%増の1億8700万円と増収増益だった。

貨物輸送部門は、自動車向けアルミ材輸送、流通加工業務の取扱減などの減収要因があったものの、運賃・料金改定と通運での取扱増などで収支状況の改善が進み、売上高が前年並みの56億1900万円、経常利益が5400万円増の1億3000万円と増収増益となった。

エネルギー輸送部門は、石油輸送が内需減の影響で輸送数量が4.1%減。潤滑油・化成品事業は溶剤など化学品の配送が落ち込んだが、自動車関連向けの配送が堅調に推移し輸送数量は0.2%増となった。セグメントの売上高が5.1%増の37億8200万円、経常利益が4100万円増の6200万円と、こちらも増収増益だった。

海外物流は、中国国内での日欧系自動車メーカーの販売不振により、主要顧客の輸送量が減少したものの、国際事業の海上運賃の高騰、半導体需要の回復に伴う輸出量増、料金改定などにより、売上高は11.6%増の14億2200万円、経常損益は1600万円増加し100万円の赤字となった。

通期業績は、売上高が前年比1.8%増の458億円、営業利益が同64.9%増の8億4000万円、最終利益が36.9%増の5億7000万円と、増収増益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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