財務・人事C&Fロジホールディングスが8日発表した、2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比3.6%増の298億円、営業利益が同6.7%増の15億1700万円、最終利益が20.7%減の7億6700万円と増収最終減益だった。
TC(通過型センター)事業は、売上高が4.2%増の192億700万円、営業利益が34.5%増の15億5200万円と増収増益。共同配送物流やコンビニエンスストア配送の取扱物量の回復、適正料金の収受が進んだほか、成長分野を含めた収益性の高い業務の取り込み・拡大が利益を押し上げた。
DC(保管在庫型物流)事業は、売上高が2.2%増の100億6100万円、営業利益が27.9%減の9億2800万円。新規業務の獲得や一部既存業務の取扱物量増加に加え、適正料金の収受によって増収も、労務費の増加や、前期中に稼働開始の物流施設にかかる償却負担増加などで減益となった。
通期業績は、売上高が前年比2.6%増の1191億円、営業利益が同1.6%減の47億円、最終利益が8.6%減の30億円と増収減益を予想する。7月にSGホールディングスによる同社普通株式に対する公開買い付け(TOB)が成立したことにより、同社は上場廃止となる見込み。
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