C&Fロジは増収増益、TC事業の収益性向上

調査・データC&Fロジホールディングスが9日に発表した2024年3月期決算は、売上高が前年比2.4％増の1160億2800万円、営業利益が同8.5％増の47億7700万円、最終利益が7.4％増の32億8300万円と増収増益となった。

セグメント別では、TC事業（通過型センター事業）の売上高は2.7％増の743億5300万円、営業利益は23.3％増の42億1500万円となった。適正料金の収受に加え、新規業務の獲得やEC（電子商取引）関連物流業務の拡大、成長分野を含めた収益性の高い業務の取り込みなどで増収増益となった。

DC事業（保管在庫型物流事業）は、売上高が1.3％増の396億9900万円、営業利益が7.7％減の46億7000万円。適正料金の収受や、前期中に稼働開始した物流施設での取り扱いが増加したことで増収も、人員確保に伴う労務費の増加や新規物流施設稼働に伴う償却負担の増加などで減益となった。

25年3月期の通期業績は、売上高が2.6％増の1191億円、営業利益が1.6％減の47億円、最終利益は8.6％減の30億円と増収減益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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