寺田倉庫、関西初の美術品保管庫をオープン

ロジスティクス寺田倉庫（東京都品川区）は19日、同社にとって関西初となる美術品保管庫「TERRADA ART STORAGE 京都」が京都市立芸術大学（京都市下京区）の新キャンパス内にオープンしたと発表した。月額保管料が最大3か月無料となるキャンペーンも実施する。

新たな保管庫の保管スペースには、作品のサイズに応じて選べる3種類のロッカーがあり、いずれも高さは196センチ。幅90センチ×奥行き175センチのタイプA、幅120センチ×奥行き135センチのタイプB、幅90センチ×奥行き87センチのタイプCとなっている。温度20度前後、湿度50%前後と美術品の保管に適した環境を保っている。

場所はJR、市営地下鉄の京都駅から徒歩6分で、営業は年中無休。営業時間は9時から17時）。保管料はタイプA、Bが月額2万6400円（税込み）、タイプCが1万6500円（同）となっている。

同社は新しい保管庫のオープンを記念してキャンペーンを実施。ことし10月31日までに「TERRADA ART STORAGE 京都」または「TERRADA ART STORAGE 天王洲 PREMIUM」を契約した人を対象に、月額保管料を最大3か月間無料にする。

同社は1975年から東京・天王洲を中心に美術品保管サービスを展開している。新たな保管庫について「歴史と文化の豊かさで知られる日本を代表する文化芸術都市、京都を拠点に活動するアーティストをはじめ、コレクターやアートファンに倉庫を活用してもらうことで、アートの発表や流通を支えていきたい」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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