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三菱ふそう、小型トラック向けに屈曲式クレーン採用

2013年4月15日 (月)
パルフィンガー社製ナックルブームクレーン

パルフィンガー社製ナックルブームクレーン

サービス・商品三菱ふそうトラック・バスは15日、オーストリア・パルフィンガー社製のナックルブームクレーン(屈曲式クレーン)を国内向け小型トラック用の架装ラインナップとして採用した、と発表した。対象車種は、小型トラック「キャンター」。

海外の車載クレーンは、ナックルブームクレーンが主流となっており、三菱ふそうの欧州向け車両でも多くの採用実績がある。

ナックルブームクレーンは、ブームの先端にフックがあり、ワイヤーなしで直接荷を吊り上げることができるため、効率的なクレーン作業が可能。ブームを折りたたむことで、コンパクトに格納することができ、荷物の邪魔にならずに荷台スペースを有効に活用できる。また、油圧アタッチメントの装着で、クレーン作業だけでなく、土砂の積み込み作業など幅広い作業に活用できる。

4WD車は車両レイアウトの関係で国内一般のクレーンを架装できなかったが、パルフィンガー社製のナックルブームクレーンはオプションのアウトリガー回転格納で、4WD車への架装が可能。アフターサービスは、パルフィンガー社の日本代理店のマルマテクニカ(神奈川県相模原市)を通じて行う。