サービス・商品機械機器などの専門商社、山善(大阪市西区)は21日、JR新大阪駅近くに「協働ロボットテストラボ」を開設すると発表した。日本や台湾、スイスの最新協働ロボットを展示するほか、個室型のワークテストルームやトレーニングルームも設ける。

(出所:山善)
生産現場などでの人手不足が深刻になるなか、協働ロボットへのニーズが高まっているが、日本では海外製の協働ロボットを実際に試運転したり、対面サポートを受けたりできる場所が少ないのが課題となっている。こうした背景を踏まえ同社は、これまで本社ビル内に設けていたロボットのデモンストレーションや試運転が可能な施設を、より多くの企業が訪れられるよう、同所に移転。面積も3倍に拡張する。
新施設では、日本のファナックや、台湾のテックマンロボット、スイスのABBといったトップメーカー3社の最新協働ロボットを常設。テックマンロボット製のロボットを実際に動かして性能を確認できるワークマンテストルームも設けた。テストルームでの様子はオンライン中継も可能で、施設に来られない顧客もロボットの性能を確認できる。ロボット操作の指導や講習ができるトレーニングルームも2室整備し、それぞれ違ったロボットの操作法を学べる。
このほかコミュニティスペースも設け、同社の自動化に関する取り組みを紹介。常設展示している協働ロボットの操作体験もできるようにする。
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