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日本レコードセンター、厚木市に新拠点を開設

2013年4月18日 (木)

EC新センターの外観SBSホールディングス傘下で音楽媒体などのパッケージソフトの3PLを手掛ける日本レコードセンター(NRC、神奈川県厚木市)は18日、ラサール不動産投資顧問に開発を委託していた新物流センター「厚木三田DC」が厚木市に完成し、開所式を開催したと発表した。

同社は1978年に創業、音楽や映像産業向けにCDやDVDなどのパッケージソフトの物流を一括受託する3PL業務を中心に事業を展開しており、今後は強みの小口多頻度配送を活かし、ネット通販物流への進出も視野に入れている。

これまで厚木市で2か所の物流センターと外部倉庫を賃借していたが、分散化によりコスト削減や効率向上には限界があったため、新たに専用の大型物流センターを確保することで、集約効果と作業効率向上を図ることにしたもの。

開設した厚木三田DCは、5階建てで延床面積1万5000坪、1階と3階にトラックバースを持つ大型物流施設。1か所に集約したことで、作業効率の向上や物流波動に連動した柔軟な人員配置などが可能になる。

今月中にマテハン機器などの設備工事を完了し、5月の連休に現センターから移転し、5月7日から業務を開始する。

■厚木三田DCの概要
正式名称:日本レコードセンター厚木三田DC
所在地:神奈川県厚木市三田47-3
延床面積:14600坪
構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造地上5階建て
床耐荷重:1F・2.5t/m²、2-4F・1.5t/m²
床仕様:高床(1F・3F/トラックバース)、防塵仕様
天井高:5.5m(2Fは6.5m)
主な設備:荷物用EV3機、垂直搬送機3機、仕分けソーター40シュート
搬送用コンベア2F→1F設置、セキュリティ非接触カードシステム、ドックレベラー1F・3F、従業員EV5機、従業員駐車場屋上360台