拠点・施設霞ヶ関キャピタル(東京都千代田区)は28日、静岡県袋井市に物流施設開発用地を取得したと発表した。このプロジェクトは、同社にとって冷凍自動倉庫の開発で最大規模となるもの。
同社は、2030年のフロン規制対応、冷凍食品の消費増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大、また2024年問題とされる労働力不足や就業者の高齢化といった物流業界の課題に対し、冷凍自動倉庫の開発を進めている。今回の用地取得は、首都圏と関西圏の輸配送の中継拠点としての役割を果たすことを目指しており、国土交通省が期待する中継輸送の解決策の一つとして位置づけられる。
今回取得した袋井市の用地は、敷地面積およそ4万2000平方メートル。冷凍自動倉庫の建設が予定されている。プロジェクトは、中部エリアにおける拠点のひとつとして、今後の開発を進め、既存物件とのシナジー効果を高めることで、首都圏および関西圏との輸送効率の向上を図る。
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