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東京建物、大阪・厚木にマルチテナント型特殊倉庫

2024年8月30日 (金)

拠点・施設東京建物は30日、同社の物流施設ブランド「T-LOGI」シリーズ初となるマルチテナント型冷凍冷蔵物流施設「T-LOGI 大阪弁天町」(仮称)と、同じくシリーズ初めての危険物専用倉庫併設型物流施設「T-LOGI 厚木」(仮称)の開発に着手したと発表した。

同社はオーダーメイド型の専用物流施設(BTS)型の冷凍冷蔵倉庫や、冷凍冷蔵区画を持つマルチテナント型施設を首都圏で開発してきたが、マルチテナント型冷凍冷蔵物流施設を手掛けるのは初めて。危険物倉庫を含めて、マルチテナント型特殊倉庫の開発に本格参入する。

大阪弁天町の施設は大阪市港区に建設され、4階建ての4層ボックス。複数テナントだけでなく、BTSにも対応する。大阪中心部や大阪港にも近く、都心配送や広域配送などさまざまなニーズに対応できる。また、JR大阪環状線・弁天町駅から徒歩圏内で、通勤の利便性も高い。完成は2027年後半の予定。

厚木施設は、平屋建ての危険物専用倉庫2棟と、5階建4層ボックスの一般倉庫1棟で、BTSにも対応する。一般倉庫では保管できないアルコール類や家庭用蓄電池などの第4類引火性液体の保管が可能。大規模なドライ倉庫も併設し、顧客のニーズに合わせて柔軟に対応できる。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・圏央厚木インターチェンジ(IC)や東名高速道路・厚木ICにも近く、関東一円への配送だけでなく、2024年問題に対応した広域配送の中継地点としても活用できる。完成は27年春の見込み。

▲ブースイメージ(出所:東京建物)

この2つの物件の詳細については、今年9月10日から13日まで、東京ビッグサイトで開催される「第16回国際物流総合展 Logis-Tech Tokyo2024」で展示する。

「(仮称)T-LOGI大阪弁天町」概要
所在地:大阪市港区弁天6-5-4
敷地面積:9424平方メートル
延床面積:1万9735平方メートル(予定)
構造:4階建、4層ボックス
完成: 2027年後半(予定)
アクセス: 阪神高速道路・安治川ICから0.8キロ、弁天ICから1.2キロ、波除ICから1.4キロ、本田ICから2.5キロ、JR大阪環状線・弁天町駅から約1キロ

「(仮称)T-LOGI厚木」概要
所在地: 神奈川県厚木市金田960-1
敷地面積:1万4743平方メートル
延床面積:2万3239平方メートル(予定)
構造:平屋建て危険物倉庫2棟、5階建一般倉庫1棟
完成: 2027年春(予定)
アクセス: 圏央道・圏央厚木ICから3.5キロ、東名道・厚木ICから6.5キロ

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LOGISTICS TODAY編集部
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