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20代男性の3割が再配達「毎回」「ほぼ毎回」と回答

2024年10月24日 (木)

ロジスティクス軽貨物ロジスティクス協会(東京都渋谷区)は24日、軽貨物配送サービスの利用者1000人を対象に実施した意識調査の結果を公表した。20代男性のおよそ3割が「毎回」「ほぼ毎回」再配達を利用していると回答し、協会は「若年層に配達員のコスト負担を認知してもらう必要がある」としている。

10月24日の「軽貨物の日」制定1周年を記念した調査で、サービス利用の現状や満足度を調査し、今後の課題などについて分析した。調査は最近1年以内に宅配サービスを利用した20歳から69歳までの男女1000人を対象に今月7日と8日、インターネットを通じて実施した。

調査結果によると、再配達を「毎回」「ほぼ毎回」利用するとの回答は、全体で10.5%となった。年代別にみると、20代男性が33.3%と他の年代に比べ圧倒的に高くなった。一方、50代、60代は男女とも5%以下と低かった。

再配達を依頼する際の配達員のコストを意識しているかどうかについて尋ねたところ、「はい」と回答したのは78.4%と8割近かったが、20代の男女は6割台と他の年代に比べて低かった。

また、再配達を複数回行った場合でも、配達員の収入が変わらないことを知っていたかを尋ねたところ、「はい」との回答は58.1だった。

再配達料が有料になった場合の許容範囲については、「100円まで」が最も多く、61.3%だった。「200円まで」の17.9%と合わせると、およそ8割となった。

協会は「再配達問題について知らない層は、再配達を利用する割合が高い。業界として若年層を中心に再配達問題への理解を深めてもらう取り組みが必要だ」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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