拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は29日、神奈川県厚木市において延床面積8万5000平方メートルの先進的物流施設「GLP 東名厚木」の起工式を行い、着工を発表した。施設の完成は2026年7月末を予定しており、東名高速道路・厚木インターチェンジ(IC)から車で2分、新東名・厚木南ICから1分とアクセスに優れる立地を生かし、首都圏全域の広域配送を視野に入れる拠点となる。

▲GLP 東名厚木施設外観イメージ(出所:日本GLP)
「GLP 東名厚木」は地上4階建てのマルチテナント型施設で、最大12社のテナントが入居可能。各階にはシングルランプウェイが設置され、低床バースフロアを備える1階と2階は重量物の対応が可能な2トンの床荷重を持つ。また、トラック待機場にはダブル連結トラック専用スペースも設けられており、物流業界の「2024年問題」に対応する設備が充実している。施設内には従業員用のラウンジやセルフコンビニが設置され、働きやすい環境を提供し安定的な雇用確保を支援する。
日本GLPは環境配慮にも注力し、施設内には自家消費型太陽光パネルやLED照明を設置し、環境負荷を低減。さらに、「ALFALINK」ブランドで培った地域貢献活動を活かし、入居企業同士のビジネス共創や地域との共生も推進する。また、「CASBEE認証」と「ZEB Ready認証」の取得も予定している。
・敷地面積:3万7000平方メートル
・延床面積:8万5000平方メートル
・構造:地上4階建て、耐震S造
・着工:24年11月
・竣工:26年7月末(予定)
・認証取得:CASBEE認証(予定)、ZEB Ready認証(予定)
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com