西武とオリックス、京都・滋賀のホテルで共同配送

ロジスティクス西武・プリンスホテルズワールドワイド（東京都豊島区）は10月31日、オリックス・ホテルマネジメント（東京都港区）と11月1日から京都・滋賀エリアで共同配送を開始すると発表した。両社が共同配送に取り組むのは箱根に続いて2エリア目となる。

共同配送の対象となるのは、西武・プリンスの京都市と滋賀県のホテル3か所とゴルフ場2か所、オリックスの京都市内のホテル1か所。

これらの施設で使用する食品を、各取引先からいったん西武・プリンスが指定した倉庫に集積し、そこから各ホテルに必要な食品をまとめて配送する。これにより、取引先は各ホテルへの個別配送が不要となり、ホテルも各取引先との個別対応が不要になるため、双方の業務効率の向上につながる。

また、ホテルへの納品車両の削減で、ドライバー不足の解消やCO2排出量の削減、ホテル近隣の交通渋滞の緩和にもつながる。

西武・プリンスは2016年10月から東京都で運営する8ホテルで共同配送を順次開始し、22年10月には箱根・湘南エリア、ことし4月には京都・滋賀エリアでも開始した。オリックスとの共同配送は、初めての他社との取り組みとして、ことし7月から箱根エリアで開始した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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