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日本郵船、震災復興支援でモアイ像を無償輸送

2013年5月27日 (月)
船積みされるモアイ像のコンテナ

船積みされるモアイ像のコンテナ

話題日本郵船は27日、同社が東日本大震災の被災地復興支援の一環としてチリから無償輸送協力を実施したモアイ像が宮城県南三陸町に寄贈され、贈呈式が行われたと発表した。

1960年のチリ地震による津波で被災した南三陸町では、90年にチリとの友好と復興のシンボルとしてモアイ像を制作し、公園に設置していたが、東日本大震災の津波で倒壊。震災後、同地を訪れたチリのピニェラ大統領は新たなモアイ像の寄贈を約束し、モアイ像のふるさとイースター島(チリ)の島民が島の石を使って作成した。

寄贈されたモアイ像

寄贈されたモアイ像

同社は昨年11月、バルパライソ港で完成した3メートル、重さ2トンのモアイ像を同社のコンテナ船「NYKアクエリアス」に積み込み、日本に到着した後、東京と大阪で展示され、南三陸町へと移送された。