調査・データ東京税関は13日、2023年分の管内貿易概況(確定)を発表した。
輸出が23兆1924億円で前年同期比3%減、輸入が36兆1434億円で同3.3%減となり、3年ぶりに輸出入ともに減少となった。差引額は12兆9510億円で、23年連続輸入超過となった。
東京港は輸出が7兆4624億円で前年同期比0.1%減、輸入は15億3130億円で同0.6%減で輸出入ともに3年ぶりに減少した。差引額は7兆8507億円で23年連続の輸入超過だった。輸出は半導体等製造装置、プラスチックおよび電気回路などの機器が減少。輸入は、IC、魚介類・同調製品および肉類・同調製品などが減少した。
成田空港は輸出が15兆468億円で前年同期比5%減、輸入は18兆8306億円で同6.5%減で輸出入ともに3年ぶりに減少した。差引額は3兆7838億円で13年連続の輸入超過だった。輸出は、半導体等製造装置、科学光学機器および電気回路などの機器が減少。輸入は、医薬品、白金族の金属および電算機類などが減少した。
羽田空港は輸出が4670億円で前年同期比27.4%増、輸入は8535億円で同61.1%増で輸出は過去最大、輸入は2年ぶりに増加した。差引額は3,864億円で14年連続の輸入超過だった。輸出は、医薬品、再輸出品および科学光学機器などが増加。輸入は、バッグ類、科学光学機器および衣類・同附属品などが増加した。
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