財務・人事横浜冷凍が14日に発表した、2024年9月期連結決算によると、冷蔵倉庫事業の売上高は前年同期比10.4%増の351億2700万円、営業利益は同7.6%増の71億9800万円と増収増益だった。
前期からの高い在庫水準が続いており、入庫量、出庫量、在庫量がいずれも前期を上回り、保管料収入、荷役料収入も大きく増収に寄与した。これらの増収が、今期完成した3つの物流センターの減価償却費、立ち上げ経費などのコスト増を吸収した。また、インフレによる物価上昇やコスト増加に対しても、料金改定やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進による生産性向上に努めた。
タイの連結子会社THAI YOKOREIでも、出庫量、ともに前期を上回り、主要品目である畜産品、乳製品などの取り扱いが増加した。
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