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DHL、米シンシナティハブの拡張工事を完了

2013年6月19日 (水)
DHLシンシナティハブ記念式典の様子

DHLシンシナティハブ記念式典の様子

ロジスティクスDHLはこのほど、米国のシンシナティ/北ケンタッキー国際空港(CVG)で、シンシナティハブの拡張工事を完了したと発表した。

大手多国籍企業や中小企業の国際輸送の需要増に対応するため、4年間で延べ1億500万ドルを投じて施設強化を行った。

今回の投資では、より大型の貨物に対応可能な18万平方フィートの仕分け施設を新設したほか、広胴型(ワイドボディ)貨物機を複数駐機させる南側ランプエリアの拡張、パイロットや従業員用のオフィス棟、施設全体のITインフラの最新化などを行った。

同ハブは、DHLの米国ネットワークの中核に位置し、220以上の国・地域の顧客と米国全土をつなぎ、香港、ドイツのDHLグローバルハブとともに、DHLの大陸間ネットワークの基幹部分を支える。

同社は、グローバルネットワークの継続的な改善に重点を置き、直近ではシンシナティと日本を結ぶ直行便の利用を開始。シンシナティからオーストラリアへのキャパシティも増強した。これにより、アジア、米国、中南米の各地をつなぐルートで配達所要日数を短縮するとともに、アジア圏内の接続性も強化した。