調査・データ大阪税関が2日発表した貿易統計表(確報値)によると、近畿圏(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)の10月の輸出総額は前年同月比4%増の1兆9001億7200万円、輸入総額は同4.6%増の1兆7312万8500万円だった。輸出は2か月ぶりのプラス、輸入は7か月連続のプラス。差引は1688億8700万円の輸出超過だった。
輸出は「半導体等製造装置」(697億5500万円、前年比40.3%増)や「無機化合物」(486億5200万円、同24.6%増)などが増加、「建設用・鉱山用機械」(738億4300万円、6.3%減)、「電気回路等の機器」(613億9300万円、5.2%減)などが減少した。
輸入は「通信機」(1092億3100万円、69.9%増)や「原油及び粗油」(478億5000万円、59.7%増)、「非鉄金属」(355億2800万円、30.6%増)が増加、「天然ガス及び製造ガス」(850億900万円、6.4%減)や「有機化合物」(418億8800万円、0.6%減)が減少した。
地域別では、輸出は対アジア(1兆2146億9400万円、4.7%増)、ASEAN(3405億9000万円、12.8%増)が増加。輸入は対EU(2239億600円、22.9%増)、中国(5589億8200万円、13.1%増)が増加した。
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