
(出所:CPKC)
ロジスティクス複合輸送サービスのカナディアン・パシフィック・カンザス・シティ(CPKC)と温度管理倉庫に特化した不動産投資信託のアメリコールド・リアルティ・トラストは13日、米国、メキシコ、カナダ間で温度管理が必要な商品の流通最適化に焦点を当てた継続的な戦略的協力関係の一環として、メキシコでの共同拠点開発の計画を発表した。
両社は、北米全域の温度管理物流最適化のため、2023年6月に戦略的提携を開始。今年2月、両社は共同でミズーリ州カンザスシティのインターモーダル施設の開発計画を発表し、6月には33万5000平方フィート、1億2700万ドル規模の輸出入ハブの建設に着工した。同施設は25年半ばにオープン予定で、メキシコと米国間の温度管理が必要な食品の輸出入に利用する。
CPKCは23年、53フィート冷蔵複合輸送コンテナ1000台を追加すると発表。これによりCPKCの車両は2倍以上に増え、拡大するメキシコ・ミッドウエスト・エクスプレス(MMX)プレミアム複合輸送サービスの利用者に、より多くの輸送オプションが提供される。アメリコールドは、CPKCおよび戦略的パートナーであるDPワールドと共同で、今後5年から10年にわたって同開発プロジェクトに5億ドルから10億ドルを投資する計画。
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