サービス・商品バンテック(横浜市西区)は20日、同社のグループ会社であるVANTEC EUROPE(バンテックヨーロッパ、VEU)が自社開発した没入型安全教育システム「バンテック・インタラクティブ・エクスペリエンスルーム(VIEルーム、日本名:Living Lab)」をイギリス北東部ダラム州にあるイースト・ダラム・カレッジに導入する契約を獲得したと発表した。同大学のピーターリーとハホールキャンパスにて同時、2機のVIEルームを導入する。
VIEルームはゲーミフィケーションと最新の3D、没入型、シミュレーション技術を駆使して現実の環境やシナリオを再現し、トレーニング・ソリューションを提供する設備。作業現場には多くの潜在的危険があるため、安全で危険のない環境で従業員が現場訓練を行うことは非常に難しく、実践的なトレーニングを実施することが大きな課題となっていたという。
最先端の360度と270度のインタラクティブ・テクノロジーを使用して全方位再現された3D倉庫内に設置されたフォークリフトのシミュレーターでは、演習者はバーチャル倉庫に足を踏み入れ、安全に操縦や荷役作業中の機械の動きを体験することができる。この開発プログラムを応用し、6000人以上の学生を受け入れている同大学の職業訓練を含む様々なプログラムで、双方向に学習できる新たな学習環境創出へ貢献する。
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