M&A電気自動車(EV)メーカーのフォロフライ(京都市下京区)は25日、三井住友海上火災保険(東京都千代田区)100%出資子会社のベンチャーキャピタルから出資を受け、三井住友海上とEVバッテリーの交換・修理技術に関して業務提携すると発表した。
フォロフライと三井住友海上は昨年から環境に配慮した車両整備を目的にした業務提携契約を締結。三井住友海上が支援する自動車整備業の保険代理店組織、「アドバンスクラブ」(AC)と車両整備やアフターメンテナンスで連携し、安心・安全なEV運用に取り組んでいる
今回の業務提携で、両社はEVバッテリー(鉄リン酸リチウム電池)の交換・修理の研究を共同で進める。
フォロフライは、スマートフォンのように商品開発や設計に特化し、生産は外部委託する「水平分業」スタイルでのEVの開発、生産を目指している。これによって、既に通常の2倍の速度で日本初の積載量1トン級EVトラックF1VとF1Tを開発、販売した。小型バンのF1VANは2022年9月に商用ナンバーを取得し、現在は東京や千葉、埼玉などの関東圏、中部地域に加え、北海道から沖縄まで全国で導入が進んでいる。
23年からは安全機能と利便性を向上させた新車種も展開。7月には環境省から商用車の電動化促進事業補助金対象車両に認定された。
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