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24年の後継者難倒産は過去最多462件、TSRまとめ

2025年1月20日 (月)

調査・データ東京商工リサーチ(TSR)は20日、後継者がいないことによる「後継者難」倒産(負債1000万円以上)が、昨年1年間で462件にのぼり、過去最多となったとする調査結果を公表した。5年連続での過去最多の更新となった。

同社によると、昨年1-12月の後継者難倒産の件数は前年より32件増え、増加率は7.4%だった。

理由の内訳は「代表者の死亡」が257件(前年比29.1%増)で全体の55.6%を占めた。22年の223件を超え、過去最多となった。

産業別では、資材高騰と職人不足が顕著な「建設業」が過去最多の105件(同6.0%増)で、次いで「サービス業他」の100件(同7.4%減)、卸売業の78件(同34.4%増)が続いた。

資本金別では、1000万円未満が277件(同10.3%増)と59.9%を占め、小規模・零細企業が多かった。一方で1000万円以上も185件(同3.3%増)と2年連続で前年を上回り、事業規模を問わず、後継者難倒産が広がっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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