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サントリー食品、24年の飲料販売量は前年並み

2025年1月27日 (月)

調査・データサントリーホールディングス傘下の清涼飲料事業子会社、サントリー食品インターナショナル(東京都港区)は24日、2025年の国内事業活動方針を公表した。24年の販売量は「サントリー天然水」が過去最高の販売量となったものの、全体的には前年並みで、ことしも原材料高騰や物流環境の悪化が続くなか、昨年と同水準の販売量を目指す。

同社によると、サントリー天然水の販売数量は1億4234万ケースで、過去最高を記録した前年実績から3%増となった。5月に容器形状をリニューアルした1リットルペットボトルが大幅に売り上げを伸ばした。

このほかの商品では、コーヒー飲料の「BOSS」が9622万ケースで前年比6%減、緑茶飲料「伊右衛門」は5496万ケースで同4%減、水分補給飲料の「GREEN DA・KA・RA」は4770万ケースで5%減だった。

国内飲料の総販売数量は1%減の4億4868万ケースで、価格改定の影響を受けたものの、猛暑の影響もあり、販売数量ではほぼ前年並みだったとしている。

25年については、昨年に続き原材料高騰や物流環境の悪化が見込まれ、清涼飲料業界を取り巻く環境は不透明な状況が続くと予測。サントリー天然水など主要4製品を中心にブランド力の強化と新たな需要の開拓に取り組むとしている。

販売計画ではサントリー天然水が1億4058万ケースで1%減、BOSSは9207万ケースで4%減、伊右衛門は5307万ケースで3%減、GREEN DA・KA・RAは4867万ケースで2%増を見込み、総販売量は3%減の4億3449万ケースとした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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