INTLOOP、旭食品と合弁会社

M&AINTLOOP（イントループ）は30日、旭食品（高知県南国市）と、日本の食文化の維持および地方経済の活性化を目的に業界特化型のバイアウトファンドを目指す合弁会社「食共創パートナーズ株式会社」を設立すると発表した。

日本の食品業界では、原材料費や人件費の高騰、コロナ禍後の業績回復の遅れが相次ぎ、2021年以降2年連続で倒産件数が増加するなど、経営の危機が続いている。この状況に対し、同社は経営コンサルティング事業を通じて地方企業を支援してきた。旭食品は地域密着型の食品流通網を強みとし、地域経済の活性化に貢献している。

同合弁会社では、同社が経営およびマネジメントの専門知識を提供し、旭食品が物流機能や販売ネットワークの活用を通じて食品関連企業の経営課題解決を支援する。これにより、経営資源を最大限活用し、食品業界の再編と活性化を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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