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商船三井、喜望峰経由需要増により予想を上方修正

2025年1月31日 (金)

財務・人事商船三井(東京都港区)が1月31日に発表した2025年3月期第3四半期決算(連結)によると、売上高が前年同期比8.2%増の1兆3186億7600万円、営業利益が同52.7%増の1223億2100万円、純利益が80.8%増の3681億3300万円だった増収増益だった。

通期業績予想を営業損益が前回予想比10億円増の1540億万円、純利益は同500億円増の4000億円へと修正した。売上高は1兆7900億円の予想と据え置いた。

ドライバルク事業において中国経済低迷の影響による荷動き鈍化で船腹需給が緩むことを想定想定。一方、エネルギー事業のケミカル船や、製品輸送事業で旧正月以降に上振れることを想定し各段階損益の見通しを上方修正した。

今期のドライバルク事業はブラジルにおける燃料価格高騰やバイオ燃料用サトウキビの不作などにより総じて下落基調で推移。エネルギー事業はケミカル船において多くの船社が喜望峰経由の航路を選択しているためトンマイルが伸長し好市況が続いた。製品輸送事業ではオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)において喜望峰経由の輸送継続による船腹供給制約やアジア発北米向けを中心とした高水準の荷動きによる需要増加により大幅な増益となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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