財務・人事遠州トラックが5日に発表した2025年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比3.8%増の368億7600万円、営業利益が31.2%増の25億1200万円、最終利益が31.4%増の17億8900万円の増収増益だった。
今期はEC(電子商取引)向け輸送業務の伸長、23年10月に完成した袋井市の大型倉庫が期初から寄与し増収。利益は、人件費、外注費や減価償却費などが増加したものの、価格転嫁が徐々に進み始めたことや前期に取得した物流施設の一時取得費用が減少により増益となった。セグメント別の売上高は輸送部門が273億6800万円(前年同期比4%増)、倉庫部門が93億9500万円(同4.5%増)だった。
通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前年同期比6.5%増の500億円、営業利益が18.5%増の31億円、最終利益が2.6%増の21億円と据え置いた。
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