サービス・商品鈴与グループでシステム開発を手掛ける鈴与シンワート(東京都港区)は6日、同社の運転前アルコールチェックサービス「あさレポ」を、大丸松坂屋百貨店(東京都江東区)が導入したとして、同サービスの公式サイトで導入事例を公開した。
「あさレポ」は、ドライバ―が運転前に行ったアルコールチェックと検温の結果を専用クラウドサーバーで一元管理するサービス。なりすまし防止のAI顔認証の機能やビデオ点呼機能などがあり、法律で定められたアルコール検知器の使用義務規定にも対応している。
大丸松坂屋百貨店では、これまで据え置き型のアルコール検知器でアルコールチェックを行い、上長が出力された用紙に押印した後、測定結果をPCに入力し、用紙を台帳に貼り付けるという運用をしていた。しかし、上長が確認した日時が不明確で、PCが故障した場合に入力できないといった不都合が生じていた。
このため、システムの導入を検討し、複数のサービスを比較した結果、シンプルにチェック作業ができ、外部連携を含めたサービスの拡張性が高い「あさレポ」を選んだという。
導入によって、上長が確認した日時が明確になったほか、台帳など紙媒体での管理・保管が不要になって業務効率も向上した。また、部署(5~6人)に1つデバイスを用意したため、順番待ちの時間も削減できた。
同社では「アルコールチェックから上長確認、乗車までの運用スキームが最適化された」としている。
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