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ケイヒン3Q、前年拡充の物流施設貢献し増収増益

2025年2月6日 (木)

財務・人事ケイヒンが6日に発表した2025年3月期第3四半期決算(連結)によると、売上高が前年同期比7%増の383億6700万円、営業利益が同10.3%増の23億9000万円、純利益が14.4%増の17億9100万円の増収増益だった。

国内物流事業において、倉庫業は24年1月の東扇島流通センターの開設を始め、同5月の堺浜流通センターの増床および同9月の本牧埠頭流通センターの開設による物流施設の拡充に伴い取扱いが増加。流通加工業は取扱いが増加、陸上運送業は配送取扱いが減少したものの、一部料金を見直したことにより増収となった。結果、セグメント売上高は217億900万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益は23億3700万円(同1.6%増)となった。

国際物流事業において国際運送取扱業は複合一貫輸送、プロジェクト貨物の取扱いが減少したものの、輸出車両の海上輸送が増加したことに加え一部航路における海上運賃上昇が売上を押し上げた。航空運送取扱業は輸入の取扱いが減少したものの、運賃単価の高い北米向け危険物の取扱いが増加したことにより増収。港湾作業は船内荷役、沿岸荷役とも取扱いが減少し減収だった。結果、セグメント売上高は173億7200万円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は12億9300万円(同22.2%増)となった。

通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前期比7.5%増の500億円、営業利益が同8.7%増の29億円、純利益が2.5%増の21億円と据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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