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日本石油輸送3Q、運賃改定が進み増収増益

2025年2月10日 (月)

財務・人事日本石油輸送が7日発表した、2025年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比6%増の269億200万円、営業利益が同48.5%増の9億600万円、最終利益は47%増の8億2600万円と増収増益となった。

石油輸送事業は売上高が6.9%増の124億9000万円、セグメント利益は103.3%増の5億8400万円となった。鉄道輸送における出荷地変更の影響などによる輸送数量の増加に加え、鉄道輸送および自動車輸送における主要顧客の運賃改定が進んだ。

高圧ガス輸送事業は売上高は7%増の67億9400万円、セグメント損失は9300万円(前年同期は1億6600万円の損失)となった。運賃改定の進捗やLNG輸送における需要増があったものの、人件費などの経費増加の影響が出た。

化成品・コンテナ輸送事業は売上高が4.7%増の72億2100万円、セグメント利益は11.8%減の1億9700万円だった。化成品輸送では新規顧客の開拓や幅広い需要に着目した積極的な営業活動を展開し、コンテナ輸送では使用料適正化への取り組みなどを進めた結果、売上高は増加した。一方、利益面では成長投資に伴う償却費の増加などが影響した。

通期業績は直近と変わらず、売上高が前年比2.9%増の360億円、営業利益が同2.4%増の16億円、最終利益は8.3%増の12億5000万円と増収増益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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