メディカルDHL(ドイツ)は12日、アレクシオン(米国)と提携し、アイルランド初となる持続可能航空燃料(SAF、サフ)100%使用による国際医薬品輸送を開始すると発表した。これにより、従来の航空燃料と比較して温室効果ガス(GHG)排出量を平均80%以上削減できる見込みだ。
この取り組みは、アレクシオンが製造する希少疾患向け医薬品の空輸に適用され、欧州19か国への輸送においてSAFを全面採用する。SAFは使用済み食用油などの廃棄物由来の燃料で、従来の化石燃料と比較して環境負荷が低いのが特長だ。同社は、同社の環境戦略「GoGreen Plus」(ゴー・グリーン・プラス)の一環として、SAFの導入を進めており、今回の提携により物流業界の脱炭素化をさらに推進する。輸送対象国にはオーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなどが含まれる。
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