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パナマ運河、インディオ湖建設を最優先事項に

2025年2月25日 (火)

国際パナマ運河庁は21日、同国の水資源確保を目的とする「水資源プロジェクト計画」の一環として、インディオ川流域の中流域に新たな湖を建設するための資源配分を承認したと発表した。この計画は、同国人口の50%以上に水を供給し、運河の運営を支えるほか、地域社会および国内の生産活動を促進することを目的としている。

このプロジェクトは、2023年から24年にかけて発生した干ばつを踏まえ、水資源の貯蔵能力を大幅に向上させることを目指している。加えて、運河の持続可能性、信頼性、競争力を強化する役割も担い、運河の安定した運用を維持することで、国内経済および国際貿易への影響を最小限に抑える狙いがある。

また、本プロジェクトでは、影響を受ける可能性のある住民や土地所有者への補償、移転支援、および生活再建支援が含まれており、国際基準に基づいた公平かつ迅速な対応が取られるとしている。この湖の建設期間は約6年を予定しており、今後10年間で最大規模の公共投資の一つとなる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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