ロジスティクス全日本トラック協会は、機関誌「広報トラック」の最新2月25日号を発行した。
1面では、2月17日、自民党トラック輸送振興議員連盟総会に坂本克己出席し、貨物自動車運送事業法の一部改正に関する要望を行った。業界の適正化を目的とし、「許可更新制度の導入」や「適正運賃の収受の義務化」などを盛り込んだ改正を求めた事が取り上げられた。
総会には多数の自民党国会議員が出席し、加藤勝信議連会長が「持続可能な物流の実現に向け、業界と問題意識を共有しながら取り組む」と述べた。国土交通省の鶴田浩久物流・自動車局長も「関係省庁と連携し、物流改正法を活用しながら業界の健全化を進める」とした。
また、坂本会長は「平成2年の規制緩和により過当競争が発生し、適正な運賃収受が困難になった」と指摘。運送業者が適正な料金を得られるよう、許可更新制度の導入や下請け構造の適正化、白ナンバートラックの是正指導を求めた。
これを受け、自民党トラック議連は法案策定に向けたプロジェクトチームを発足。今国会への早期提出を目指し、国交省物流・自動車局と連携しながら取り組みを加速させる方針を示した。
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