サービス・商品ラピュタロボティクス(東京都江東区)は19日、アクタス(新宿区)が物流業務を委託する拠点に、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR XL」を納入し、稼働を開始したと発表した。同拠点では日本国内で初めてリストスキャン方式を採用し、物流業務の効率化を進める。

▲アクタスの物流拠点で稼働中のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR XL」(出所:ラピュタロボティクス)
アクタスは今後の事業拡大に向け、毎年複数の新規出店を計画しているが、現行のオペレーションでは数年内に出荷能力の上限に達する見込みとなっていた。このため、EC(電子商取引)、店舗向け出荷の効率化が求められ、最適な物流基盤の構築が課題となっていた。加えて、EC市場の拡大に伴う倉庫作業員の確保が難しくなり、作業の標準化が必要とされていた。こうした背景から、アクタスはピッキング作業の機械化を決定し、ラピュタロボティクスのロボットを導入した。
ラピュタPA-AMR XLは、出荷指示の種類に応じて「リストスキャン方式」と「ディスパッチャー方式」の両方に対応する。小売店向けとEC向けの出荷に合わせて最適な荷下ろしエリアを選定し、効率的な荷下ろし作業を実現する。さらに、75リットルの大型荷物にも対応可能なため、多様な商品を取り扱うことができる。
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