国際ユニオン・パシフィック(UP、アメリカ)は19日、全米消防士・石油工員会議(NCFO)との間で新たな労使協定に暫定合意したと発表した。現行の協定が7月1日に満了を迎えるのを前に、5年間の合意に達したもので、賃金引き上げ、休暇の追加、健康保険の充実、小規模な労働規則の改定などが盛り込まれている。
同社は23州にまたがって鉄道網を展開しており、日用品や産業製品を安全かつ効率的に輸送している。今回の合意は、労働環境の安定とともに、サービス品質の向上を図ることを目的としており、顧客への物流提供体制の強化にもつながるとみられる。鉄道輸送は環境負荷の少ない物流手段とされ、持続可能なサプライチェーン構築で重要な役割を果たしている。
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