サービス・商品大和ハウス工業は26日、グループ会社のコスモスイニシア(東京都港区)がWeb3領域でWalletサービスを提供するスタートアップUPBOND(アップボンド、渋谷区)と資本業務提携基本契約を締結したと発表した。これにより、UPBONDのログイン基盤「Login3.0」を活用し、訪日外国人をターゲットとした旅行体験プラットフォームシステムの開発を進め、新たな旅行体験の創出を図る。
Login3.0は、個人情報の管理を個人起点で可能にし、ユーザーが自身のデータ提供先を管理・コントロールできるログイン基盤で、同ログイン基盤を使用することで、ユーザーは外部サービスと連携する際にも、自身のデータがどのデータをどこに共有したかを管理・把握できる。
同社は、2024年9月から11月まで同社グループのコスモスホテルマネジメントが運営するアパートメントホテル「MIMARU」2施設で、Login3.0を活用したパスポートの事前登録と手荷物配送サービスの実証実験を行ったところ、手荷物配送サービスの利用が他施設に比べて1.8倍に増加したという。
今後は、交通手段やレジャー施設との予約連携、旅行体験のレコメンド、NFT会員証によるコミュニティ形成、リファラル制度の導入などを視野に、訪日外国人向けサービス「KURO-GO」にも拡張予定だ。
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