環境・CSRダスキンは27日、神奈川県横浜市鶴見区の横浜中央工場で使用する電力を、4月1日から実質再生可能エネルギー100%に切り替えると発表した。これはアーバンエナジー(横浜市鶴見区)との契約に基づくもので、同社の生産工場での再生可能エネルギー導入は初となる。
同工場はマットやモップの洗浄拠点で、年間143万キロワットの電力を使用している。切り替え後は、同社が運営するミスタードーナツの物流センターで発生する期限切れ原材料を含む食品残渣から生成したバイオガスを活用した発電電力を供給する。これにより、年間613トンのCO2削減が見込まれるほか、廃棄食材の再生利用によるリサイクルループの構築も実現する。
ミスタードーナツでは食品ロス対策として再資源化に取り組んでおり、今回の再生利用には北海道・東北・関東・東海の4か所の物流センターから出る廃棄物が使われる。ダスキンは2030年度までに再生可能エネルギー利用比率50%、CO2排出量46%削減を目指している。
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