認証・表彰日本パレットレンタル(JPR)は10日、国際的な環境非営利組織CDPが実施する2024年の気候変動質問書で、「A-スコア」を初めて取得したと発表した。これは、気候変動に対する先進的な対策と取り組みが評価され、CDPの8段階評価で上から2番目に位置付けられるリーダーシップレベルとされる。
同社は2017年から自主的にCDPへの回答を続け、社内にサステナビリティ委員会を設置して再生可能エネルギーの導入や脱炭素施策を推進してきた。レンタルパレットの循環利用や再生比率の向上に取り組むほか、物流の脱炭素化を視野に入れた取り組みも加速させている。
物流面では、JPRの主力であるレンタルパレットサービスがサプライチェーン全体の環境負荷低減に貢献している。調達から輸送、空きパレットの回収・整備に至るまでの過程で、脱炭素化と効率化を両立。30年までに自社由来のCO2排出量を18年比で42%、サービス全体では28%削減する目標を掲げており、今後も国際基準に準拠した取り組みを継続する。
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