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川崎汽船、気候変動対応における最高評価を認定

2021年12月9日 (木)

(出所:川崎汽船)

認証・表彰川崎汽船は8日、持続可能な経済を実現させる活動を行う英国の国際非営利団体CDPより、2021年度CDP気候変動質問書における最高ランク評価「Aリスト」企業に認定されたと発表した。

Aリストは、気候変動に対する企業の対応において世界のリーダーであると評価された企業に与えられ、今回を含めて6年連続のAリスト選定となった。

川崎汽船は今回の認定を契機として、今後も自社の脱炭素化と社会の脱炭素化に取り組むとともに、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指す。

川崎汽船は、環境対応を経営計画の大きな柱のひとつとして、2020年6月に公表した環境に関わる長期指針「”K”LINE 環境ビジョン 2050 改訂版」の温室効果ガス排出削減目標をことし11月に見直し、新たに「2050年温室効果ガス排出ネットゼロ」に挑戦するさらに高い目標を掲げた。

具体的な取り組みとして、LNG(液化天然ガス)焚き自動車運搬船の導入を既に実現したほか、風力推進などのさまざまな温室効果ガス排出削減技術を検討しており、20年代後半には、新燃料によるゼロエミッション船の導入を目指す。

こうした取り組みの強化に加えて、洋上風力発電といった再生可能エネルギー事業の支援船や、水素やアンモニアなどの新エネルギーの輸送、回収したCO2の輸送など、社会の脱炭素化に向けた事業の支援にも積極的に取り組んでいく。