調査・データドイツの商用車大手トレイトングループは9日、2025年第1四半期(1-3月)の速報値を発表した。グループ全体の販売台数は前年同期比10%減の7万3100台となった。一方、電気自動車の販売は97パーセント増の620台と大幅に伸長した。
ブランド別では、スカニアが16パーセント減の2万2200台、MANトラック&バスが14パーセント減の2万600台と欧州市場の低迷を主因に減少した。インターナショナル・モーターズも米国の輸送活動低迷や関税影響による市場の不確実性から12パーセント減の1万6900台となった。
唯一増加したのはフォルクスワーゲン・トラック&バスで、ブラジルのトラック市場好調を背景に16パーセント増の1万3400台となった。ただし、ブラジルでは厳しい経済状況により、市場の勢いが弱まっている兆候が見られるとしている。
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