JAL、航空保安管理で世界初のIATA認証

（出所：JAL）

認証・表彰日本航空（JAL）は10日、1月17日に国際航空運送協会（IATA）が策定する航空保安管理認証制度「SeMS」で、現時点で取得可能な最高段階の認証「Operating（レベル2）」を世界で初めて取得したと発表した。

同認証は、航空会社や空港、貨物取扱施設などを対象に、航空保安管理の成熟度を3段階で評価する国際基準である。

航空保安を取り巻く環境は、テロやサイバー攻撃の多様化、紛争地域の上空飛行に対する懸念などにより複雑化している。これを受け、IATAは法令準拠の枠を超えた先進的な保安体制の整備を目的に、SeMSプログラムを導入した。JALは、グループ全体での経営陣の積極的関与や、規程整備、責任の明確化により、新たな脅威にも柔軟に対応可能な体制が整っている点が評価された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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