小名浜道路が8/7開通、常磐自動車道と直結へ

国内福島県土木部は21日、いわき市内を通る自動車専用道路「小名浜道路」が8月7日15時に開通すると発表した。これにより、東日本高速道路（NEXCO東日本）が整備を進めてきた常磐自動車道・いわき小名浜インターチェンジ（IC）と接続することになる。

この道路は、「ふくしま復興再生道路」として福島県が2012年度から整備を進めてきたもので、重要港湾である小名浜港と常磐自動車道を結ぶ全長8.3キロメートルの自動車専用道路となる。

開通により、常磐自動車道から小名浜港までのアクセス時間が30分から13分へと半分以下に短縮される。これにより物流・産業・観光面での地域活性化が期待されるとともに、災害時の緊急物資受入港である小名浜港と高速道路ネットワークが直結することで、大規模災害時の円滑な緊急輸送が確保されるという。また、小名浜港周辺やいわき湯本IC付近の路線における車両混雑の緩和効果も見込まれている。

開通式は同日午前10時30分からいわき市添野町大町地内で行われる予定で、テープカットやくす玉開披、通り初めなどの式典が予定されている。

いわき小名浜ICは通常のフルインター形式で全車種が利用可能。

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LOGISTICS TODAY編集部
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