コープ、2024年度冷食事業は過去最高更新

調査・データ日本生活協同組合連合会は24日、コープ商品の冷凍食品事業における2024年度実績を発表した。供給金額は前年比101.6％と過去最高を更新し、主力品の再開発やキャンペーンによる販促が成果を上げた。25年度も春と秋に新商品投入を予定し、利便性と価格の両立を図る。

24年9月-11月に実施した「くらし応援全国キャンペーン」第3弾では、冷凍米飯や餃子、グラタンなどを対象とした販促を強化。精米不足や米価格の高騰を背景に、焼きおにぎりやピラフといった冷凍米飯の利用が広がった。調理冷食は、宅配向けが前年比2.2％増、店舗向けが同5.3％増で、全体でも3.1％の増加となった。

また、生鮮野菜の価格上昇を受けて、冷凍野菜への需要も高まり、特に国産ポテトやほうれん草などが伸長した。

25年度は、冷凍食品の再開発や新商品の拡充を通じて供給力を強化するとしており、販促活動では冷凍生活アドバイザーの西川剛史氏をアンバサダーとして起用。全国の宅配紙面や店頭での商品紹介を継続する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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