荷主製造業向けAI(人工知能)ソリューションを手がけるLeach(リーチ、東京都港区)は8日、少量多品種製造業向けAI業務OS「FactoryOS」の事前登録を開始した。ファクス受注や手入力業務が依然残る中小製造業の現場を対象に、AI-OCRや生産進捗管理機能を組み合わせ、受注から生産指示までを一体管理する。
同社は15社超の製造業ヒアリングを実施。ダイヤモンド工具、段ボール、蛇腹、アパレル関連など幅広い業種で、受注業務の多くがファクスと紙ベースで運用されている実態を確認した。注文書フォーマットが取引先ごとに異なり、担当者が1日50-100件規模の注文を手入力するケースもあったという。
取引先主導の商習慣や、中小製造業向けEDI不足、少量多品種生産特有の複雑な品番管理といった課題があるなか、同社は「ファクスをなくす」のではなく、「ファクスのままデジタル化する」という発想を採用。AIがファクス注文書を読み取り、品番や数量、納期を自動データ化するほか、得意先ごとに異なる品番の名寄せにも対応する。
FactoryOSは、受注データを生産指示や進捗管理へ連携させる機能も備える。従来、Excel(エクセル)や紙、ホワイトボードで分散管理されていた情報を統合し、タブレットによる現場更新にも対応する。また、図面検索AIにより、過去図面や類似製品検索を効率化し、属人的な管理の削減も狙う。
受発注業務の自動化が進むことで、物流でも納期回答や出荷指示、在庫連携の迅速化につながる可能性がある。製造業では、包装資材や部材供給の不安定化、人手不足への対応が課題となるなか、受注処理の省人化はサプライチェーン全体の効率化に直結するテーマとなっている。
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