事件・事故ギオン(相模原市中央区)は1日、自社の文書管理サービスシステムに対して第三者から不正アクセスがあり、サーバー内のファイルが暗号化されるランサムウェア被害を受けたと発表した。被害の発覚は2024年5月7日で、同社は直後に対策本部を設置し、セキュリティー専門調査会社や弁護士の助言を受けながら対応を進めている。
調査の結果、現時点で外部への情報流出や第三者による不正利用の事実は確認されていないという。影響が懸念される取引先や関係者には、個別に連絡し協議を行っているほか、個人情報保護委員会や警察など関係機関への報告と連携も進行中。再発防止策として、被害を受けたサーバーは再利用せず、24年7月18日に別環境でシステムを再構築、10月30日にはクラウド環境へ移行し、セキュリティーを強化した。
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