サービス・商品不動産開発会社のREL(東京都新宿区)は8日、公式ウェブサイトを開設したと発表した。
同社は不動産事業に必要な全機能をワンストップで提供する体制を整え、用地取得、施設企画・開発、資金調達、コンストラクションマネジメント、リーシング、運用、出口戦略までを一貫して手がける。物流施設を主軸に共同住宅、商業施設、データセンター、リゾート施設など幅広い不動産の開発・保有を展開する方針だ。さらに、物流向けロボットのコンサルティング事業への参入も計画している。
小山幸男社長は1990年、日本通運でキャリアをスタート。2007年にオリックス不動産に転じ、15年に物流事業部長に就任。その後、19年にロジランド(東京都千代田区)を創業し、5年間で物流施設11棟の開発実績を残した。ロジランド経営からの退任を経て、業界発展への新たな挑戦としてRELを設立。小山氏は30年以上の現場経験を活かし、同社を通じて物流業界と社会全体の持続的な発展に貢献していく考えだ。
新設された公式ウェブサイトは、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、あらゆるデバイスに対応するレスポンシブウェブデザインを採用。見やすさと利便性を重視し、サービス内容や企業情報を明確に伝える高品質な情報発信を目指す。今後も利用者の利便性と情報伝達力の強化に取り組んでいく。
RELという社名は「REAL ESTATE OF LOGISTICS=物流の不動産」と「RELATION=つながり・関係性」を組み合わせた造語。同社は環境問題の複雑化や自動運転、ロボティクス、AI(人工知能)、DX(デジタルトランスフォーメーション)といった物流業界の課題に柔軟に対応し、革新的な事業モデルの構築を目指すという。
■「REL」ウェブサイト
https://relhd.com
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