M&A日鉄エンジニアリング(東京都品川区)は12日、グループ内のエネルギープラント事業を再編すると発表した。これにより、日鉄パイプライン&エンジニアリングが手がけるプラント事業を、会社分割の方法により日鉄エンジニアリングが承継する。
昨今では、脱炭素社会の実現に向けて温室効果ガス(GHG)の削減を図りながら持続的な成長を目指すカーボンニュートラル(CN)化への取り組みが加速している。同社グループは、CN化をエネルギープラント事業の成長に向けた機会と捉え、同社グループ内のエネルギープラント分野の経営資源を再編成し、NSPEのプラント事業をNSEへ承継することでより効率的・効果的かつ事業成長に資する体制を構築する。
具体的には、同社は新たなエネルギーキャリアとして期待されている水素・アンモニアの受け入れ・貯蔵・払い出しやCCS(CO2回収・貯留)などのプラントについて、事前検討からEPC(設計・調達・建設)までのワンストップサービスを提供する。本事業承継の効力発生日は2025年10月1日。承継対象には、LNG・LPG内航船基地、LCO2受入・貯蔵・払出基地、各種貯槽設備、天然ガスガバナステーションなどが含まれる。
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