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8月のトラック輸送、一般貨物が5.1%減少

2013年11月1日 (金)

ロジスティクス国土交通省は1日、8月分のトラック輸送情報を発表した。

■特別積み合わせ貨物
特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は500万8637トンで、季節調整後の前月比が4.4%減、前年同月比は1.3%増となった。

平均稼働日数は23日で、稼働1日当たりの輸送量は21万7767トンとなり、前月比6.4%減、前年同月比3.1%増となった。

■宅配便
宅配便(調査対象14社)の取扱個数は2億7457万個で、季節調整後の前月比が0.2%増、前年同月比は1.5%増となった。

■品目・地域別輸送状況
調査対象25社の品目別輸送状況は、輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。主な減少要因は、工場・生産地からの貨物減が「その他」を除く品目で見られたほか、倉庫から出る貨物減が「機械」「化学工業品」で見られた。地域は、関東地方から中国の範囲で減少したと回答する事業者が多かった。

前年同月と比べると、「日用品」が増加したと回答する事業者があったものの、すべての品目で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。主な減少要因は、「農水産品」「機械」で、工場・生産地からの貨物減と回答する事業者があった。

■一般貨物
全国の一般貨物トラック(調査対象1041社、回答者数792社)の輸送量は、前月比で5.1%減、前年同月比で1.6%増となった。